スヌーズレン
 スヌーズレンは、オランダのエーデという町にある知的障害を持つ人々が住む施設、ハルテンベルグセンターで生まれた活動とその理念を言います。
スヌーズレンの語源は2つのオランダ語、スニッフレン<クンクンとあたりを探索する>、ドゥースレン<ウトウトくつろぐ>から造られた造語であり、「自由に探索したり、くつろぐ」様子を表しています。どんなに障害が重い人たちでも楽しめるように、光・音・におい・振動・温度・触覚の素材を組み合わせたトータルリラクゼーションの部屋が生まれました。
障害を持つ人のみにあらず、その傍らにいる介助者にとっても心地よい空間となりました。スヌーズレンは、治療法でも教育法でもありません。どんな人でも、ありのままの自分が受け止められ、自分で選び、自分のベースで楽しむための、人生の大切な時間です。
 平成24年9月CSの家族が参加した、イギリスのCS家族会でも紹介されていました。
知的障害を持つ人々へのスヌーズレン
 もともとは、重い知的障害がある人々のために考えられた活動と理念です。重い障害を持つ人は、感覚に直接訴える刺激を通して外界を知り、楽しむという見解から、柔らかく、優しく色々な感覚を刺激する機器をそろえた空間が作られました。
介助者は、障害がある人の自発性とベースを大切に、体験を共有します。
介助者の気づき
 介助者はスヌーズレンでの体験を障害を持つ人々と積み重ねることで、同じ命の重さ、違う個性の大切さ、自分らしく生きる素晴らしさを気づいていきます。こんな気づきから、障害がある人を見る目が変わり、静かな革命が起こるのです。
イギリスでの話・・・・介助者が自分たちの心の変化を「Gentle Revolution」(優しく心のこもった革命)と呼びました。
福祉観の変遷
 社会福祉の考えにも色々な変遷がありました。
 chaos(混沌)→ segregation(隔離) →normalization(ノーマリゼーション)→ integration(統合)→ inculusion(包括)

 スヌーズレンは25年前、まだ世界がやっとノーマリゼーションを声高に叫んでいた頃、今やっと言われるようなったインクルージョン(包括:みんな違って、同じ)を体現していた、優れた可能性のまだまだ広がる理念なのです。
  
     そうです、みんな違って、そして等しい存在の重さを持っているのです。
                            ( 日本スヌーズレン協会HP  http://snoezelen.jp/snoezelen.html より抜粋 )
     
 XP全国大会(平成24年11月)では体験の部屋が設置され、スヌーズレンを興味深く体験し感じ取っていました。
 泣Rス・インターナショナル  東京都港区芝 http://www.ikilife.net/kosu.htm